象嵌炭化焼成
炭化焼成(たんかしょうせい)
焼成時に高温で窯を密閉して還元状態にし、酸欠のまま不完全燃焼させ、炉内で燃料から発生した炭素を素地に吸着させて黒く焼き締める方法。
「炭化焼成」で焼き締められた鉢は余分な水分を吸水し蒸散させます。
さらに、通気性が高く熱もこもりにくいため温度が安定しやすいので、植木鉢に最適です。
釉薬を掛けていない多孔質な性質をもつ土には水を腐りにくくさせる効果もあります。
象嵌(ぞうがん)
柄や文様は、成型した粘土に一つ一つ手で柄を彫り込み、そこに白い土を埋め込む「象嵌(ぞうがん)」という技法で刻まれています。
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象嵌炭化焼成 植木鉢 012 荻野善史
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